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2023/03/02

【Saint Laurent 修理】サンローラン レザージャケット 破れ 修理 色あせ 染め直し

こんにちは

革研究所 世田谷店です。

 

サンローラン レザージャケットのご紹介です。

ワードローブにしまうためハンガーにかけた際

引っ掛けて破れてしまい着られなくなったので

修理してほしいとのご依頼です。

 

Before

After

Before 背中 右 ヨークの内側 破れ

After ステッチ線を解いて内側に入れ込み

   裏に革を当てて接着して縫製

Before ヨーク 付け根 破れ

After 四角く縫製して押え強度を確保

Before

After

Before 

After

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After 

Before

After

Before 

After

Before

After

 

お気に入りのジャケットで大切にされていたそうですが

ハンガーの端にヨークのヒダを引っ掛けてしまい

付け根と内側を破ってしまったそうです。

 

当方のレザージャケットの破れ修理のブログをご覧になって

修理の方法についてお問合わせをいただきました。

 

修理方法① 目立たない箇所や力がかからない箇所

              裏に革を当てて接着する修理

修理方法② 力がかかる箇所やステッチの際

              裏に革を当てて接着しステッチ縫製

の二つをご案内しました。

 

ご依頼のものは破れが二箇所ありヨークの内側は見えない部分でもあり

さほど力がかからない場所なので①の接着修理でも大丈夫ですが

ヨーク付け根は力がかかる箇所なので接着では不十分で縫製が

必要となります。

 

Before

 

そのため修理内容と縫製の場合ステッチ線が表に出ますので

仕上がり感を先にご説明してご理解・ご了承をいただき

進めました。

 

当初のご依頼は破れの修理でしたが経年と

長い着用で革が柔らかいラムレザーということもあり

角や端が擦れて色がはげて全体の色もあせており

使用感が出てくたびれた感じになっていましたので

革の染め直し修理をご案内して追加のご依頼もいただきました。

 

修理は最初に破れ修理を行います。

ヨークの付根はステッチ跡は残りますが

ピンポイントで四角く縫製して押える方法で

強度が確保できましたので目立つことなく修理できました。

 

After

 

縫製する方法となりましたのでヨーク内側も縫製と接着で

修理しました。

 

Before

After

 

破れは二箇所でしたが大きな破れは内側で見えない

箇所でしたので補修感は出ず仕上げることができました。

 

続いて革の染め直しを行います。

工程として

・クリーニング 脱脂作業をして汚れを落とす

・角や端の擦れ はげのある箇所を部分的に補修

・補修溶剤を使って革全体の下地を補修し潤いを出す

・黒い塗料を塗布して色を均一にする

・トップコートのクリアー塗装で色止めとツヤの調整

となります。

 

経年で擦れ はげはありましたが大切に着られていたので

目立つ傷みはなく補修剤の効果もあり黒い色もはっきりしました。

革質もよかったので仕上がりはいいです。

 

テカリも取れ自然なツヤ感になり使用感は大分薄れましたので

また長く使っていただけます。

 

縫製修理と染め直しでお待ちいただきましたが

ご依頼をいただきありがとうございました。

 

レザージャケット バッグ・カバン・財布・革衣類・革靴など革製品の

修理 補修 染め直し 縫製やファスナー交換を承っています。

エナメル素材も対応いたします。

 

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