革修理｜東京都 世田谷区の革修理なら革研究所 世田谷店

こんにちは

革研究所 世田谷店です。

 

エルメス ジャンボ チョーカーのご紹介です。

元々は編み込み革のチョーカーだったそうですが切れてしまい

ご自分で紐に交換されたそうですが編み込みではなく丸い革ひもに

交換してほしいとのご依頼をいただきました。

 

Before　この状態でお持ちいただきました

　　

Before　すれてメッキがはげ下地の真ちゅうが出ていました

After　革を外して再メッキ加工しました

After

After　　

　

After　　

After　革の径は5mmとなり丸紐タイプより1mm太くなります

4mmの丸紐タイプ　上より細くなります

 

エルメスのジャンボのブレスレットやチョーカーはいろいろな種類の革のタイプが

ありエルメス製品の中でもカジュアルな感じで身につけやすいようで

男女を問わず若い方からご依頼をいただくことが多いです。

 

フック式の金具もシルバー色 ゴールド色とあり今回ご依頼のものはシルバーですが

経年に加え身に直接つけるものなのですれてメッキがはがれ

下地の真ちゅう色が出ていました。

 

元は編み込みの革紐だったそうですが切れてしまいご自身で紐に交換されて

使われていたそうです。

 

革に交換できないかと修理できる業者を探され

当方のジャンボチョーカーの革交換ブログを

ご覧になってお問合わせをいただきました。

 

丸いシンプルな革ひものタイプは交換できますが

編み込みの革は対応することができません。

それをご了承いただき丸い革ひもに交換と合わせてフック式の金具の再メッキ加工の

ご依頼をいただきました。

 

エルメスのジャンボのブレスレットやチョーカーですが

丸い革紐タイプ　→　径が約3.4mm

編み込み革紐タイプ　→　径が約5mm

となります。

ですので今回5mmの丸い革紐を使って交換しました。

 

用意できる革紐ですが色が三色となります。

・ヌメ革　・・・未着色の素仕上げ

・こげ茶

・黒

があります。

メーカーと同じものはないので国産の汎用品を使用します。

 

再メッキ加工

メッキはいろいろな種類がありますがシルバーの場合「ロジウムメッキ」となります。

メッキに耐久性があり変色しにくい特性があります。

 

シルバーからゴールドへ変更することも可能です。

ゴールドの場合18金のメッキとなります。

 

再メッキはキズや打痕を研磨してならした後メッキ処理をします。

あまり研磨をしすぎると形がかわる場合があるのである程度までとなり

深いキズや打痕は残る場合がありますが再メッキをすると新品時と同じような

輝きに戻すことができます。

 

今回は革紐への交換のご依頼＋再メッキでしたので当方で金具から

革を取り出しましたが再メッキをお引き受けできる条件として金具単体にて

お渡しいただけることとなります。

 

バッグや財布など金具が取り付けられた上に革などがかぶさって縫い込まれていて

縫製を解かないと外せないものは対応することができません。

 

お持ちいただいた時は金具もメッキがはがれて径も合っていない白い紐でしたが

新しい丈夫な革紐＋再メッキで新品のような輝きになり見違えるようにできました。

ヌメ革はこれから経年変化とエイジングでいい色になっていきます。

またこれから長く使っていただけます。

 

お客様にも仕上がりをたいへん喜んでいただくことができました。

ご依頼をいただきありがとうございました。

 

革は定期的に保湿クリームなどでケアすると劣化の進行を抑えることができます。

今はホームセンターなどでいろいろな革のケア用品が販売されていますので

革質や状態にあったものが見つけられます。

大事にされたい・長く使いたい革製品は定期的なお手入れをおすすめします。

 

バッグ  かばん　財布　靴　革ジャン　革衣類など革製品の

修理　補修　染め直し　縫製やファスナー交換を承っています。

エナメル素材も対応いたします。

 

革のことならお気軽に 

革研究所　世田谷店にお問合わせください。

 

東京都世田谷区新町2-17-9

TEL:03-6426-8548

info-setagaya@kawa-kenkyujyo.net

 

ご来店は13-18時で承っております。

事前にご都合を連絡していただけますようお願いいたします。

定休日:火曜日