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革修理ブログ
2022/02/03
【Whitehouse Cox 財布 修理】ホワイトハウスコックス 財布 すれて開いた穴に革当て縫製して目立たなくしました
こんにちは
革研究所 世田谷店です。
ホワイトハウスコックス 財布のご紹介です。
長年のご使用で折れ曲がり部分に穴が開き目立つようになってきたので
広がらないよう修理してほしいとのご依頼です。
Before
After
Before
After
Before 丈夫な革ですがすれて穴が開いていました
After
Before 逆側はステッチ糸がすれてなくなっていました
After
Whitehouse Coxはイギリスで馬具などに使用される堅牢な革を
使って革製品を作っている古い歴史のあるメーカーだそうで
ブライドルレザーを使いハンドメイドを中心とした製法で
作られクオリティも高いため圧倒的な支持があるそうです。
財布は毎日使うので気に入ったものを長く使える方がいいですよね。
今回ご依頼の財布もブライドルレザーの堅牢な革で作られていました。
シンプルで飽きが来ず長く使えるデザインです。
状態はといいますと長いご使用で折れ曲がり部分のステッチが切れ革も摩耗して
穴が開き広がっている状態でした。
丈夫な革がここまで傷んでいるということは相当長く使い込まれたものだと
予測がつきます。
このような場合の修理ですが革に穴が開いて大きく欠損したものは
革そのものの修理ができませんので
方法として二つ
①部分革当て・・・傷んだ箇所の上から部分的に革を覆うように当てて接着し縫製する
②外周の縁全体にコの字型に縁を包むように帯状に革を巻き縫製する
方法となります。
①は革を上から当てるので強度は確保できるが補修感が出る
②は外周全体なので補修感は少ないが費用が①よりかかる
となります。
お客様に修理内容と仕上りの感じ・費用感を説明して①の部分革当て縫製で修理しました。
使用する革の感じやステッチの色を使い分け本体になじむように合わせます。
見た目を大きく損ねることはなく傷んだ箇所も目立たなくなり仕上がりよくできました。
ベースが堅牢な厚い革製ですので修理すれば不具合は改善できます。
修理して強度も十分出ましたのでまだまだ長く使っていただけます。
お客様にも仕上がりをたいへん喜んでいただくことができました。
ご依頼をいただきありがとうございました。
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