革修理ブログ

革修理ブログ

全てのブログ

2024/08/28

【Dior バッグ・小物 修理】 ディオール レディディオール スマホカバーのすれ・色はげを目立たなくしました

こんにちは

革研究所 世田谷店です。

 

ディオール  レディディオール スマホカバーのご紹介です。

素材はラムレザー製となります。

ご使用になられて一年三ヶ月ほどになるそうですが角がすれて色がはげ

Diorのロゴのチャームの部分の周りは黒ずんでしまった状態で使用感が出てきたので

きれいにしてほしいとのご依頼をいただきました。

 

Before   

After 

  

Before きれいな色なので角の色はげは目立ちます。

 

After    

   

After  

Before  Diorのロゴのチャームの周りは金属が不規則に動いてすれるので

      色が薄く柔らかいラムレザーだと黒ずんでしまいます。

After    

Before   

After 

  

Before

After クリーニングした後染め直しをしました。

    汚れが落ちその色に合わせて色を調合しましたので明るめになりました。

 

Dior のレディディオールのバッグは代表的なバッグで人気も高く「カナージュ」と呼ばれる

正方形と菱形を組み合わせた独特なステッチが印象的で人気があるそうです。

 

修理でもバッグや財布などのご依頼をよくいただきますが

素材や色のバリエーションが豊富なので種類もさまざまです。

 

ご依頼のものは「カナージュ」のステッチとDiorのチャームをそのままスマホのカバーに

あしらってあり一目でDiorとブランドが分かるデザインです。

プレゼントでいただいたものだそうで一年三ヶ月ほどお使いだそうですが角がすれて色がはげ

全体的に汚れてきており使用感が出てきた状態でした。

Diorのチャーム周りも金具の金属のすれで黒ずんでいました。

 

携帯電話は日々何度も出し入れしてひんぱんに使うので使用上どうしてもすれたり汚れたりしやすく

革製品だとバッグや財布よりどうしても消耗度合いが早くなってしまいます。

スマホカバーの表側は対面すると人目にも触れるので汚れたり傷んでいると

どうしても気になってしまいますよね。

お客様は頂きもので大切なお品ということもあり修理できないかと業者を探されたそうで

当方のDiorのバッグや財布の修理ブログをご覧になってお問合わせをいただきました。

 

このような場合の修理ですが部分的に色や革の補修をしても補修感や色の差が出るので

傷みの箇所を補修した後全体を同色で染め直しをする方法となります。

 

注意点として染め直しは上からの「塗装」になるので使用条件の厳しい携帯電話の場合

ご使用ですれるため同じように色がはげていきます。

先にお客様に修理内容と使用による経年の傷みは出る点を先に説明して了承をいただき進めます。

 

修理の工程は

●クリーニング 脱脂処理

 直接手に触り使うものなので汚れており手垢などの脂分も染み込んでいるので

 しっかりクリーニングします。

●角など傷んで革が荒れている箇所の部分補修

 軽く研磨して荒れた感じを抑え革の補修溶剤を浸透させて周りになじむようにします。

●非施工面のマスキング処理

 カバー裏面はスエード革になっておりマスキングテープを貼るとはがす際

 起毛部分が抜けて跡が残る場合があるので慎重に行います。

●色合わせをして塗料を調合し色を均一にする染め直し

 微妙な色合いの場合 色の調合は難しく試行を繰り返し行うので時間がかかります。

●色止めとツヤの調整のクリアー塗装

 塗装の膜が一層できるので汚れが付きにくくなる防汚効果があります。

となります。

 

色合わせの色ですがクリーニングしてみると大分汚れていましたので

明るい感じになりその色に基準を合わせました。

おおむね色も合い使用される前の当初の色に近い感じにできたと思います。

チャーム周りの金属のすれによる黒ずみも目立たなくできました。

 

気になる点は改善でき明るい感じになりましたので気分よくお使いいただけます。

お客様にも仕上がりをたいへん喜んでいただくことができました。

ご依頼をいただきありがとうございました。

 

革製のスマホカバーをお使いの方も多いのではと思います。

毎日かかせないものなのでいい状態で使いたいですよね。

革製品であれば状態にもよりますがバッグや財布などのように修理・染め直しが可能ですので

お気軽にお問い合わせください。

 

バッグ  かばん 財布 靴 革ジャン 革衣類など革製品の

修理 補修 染め直し 縫製やファスナー交換を承っています。

エナメル素材も対応いたします。

 

革のことなら

革研究所 世田谷店にお問合わせください。

 

東京都世田谷区新町2-17-9

TEL:03-6426-8548

info-setagaya@kawa-kenkyujyo.net

 

ご来店は13-18時で承っております。

事前にご都合を連絡していただけますようお願いいたします。

定休日:火曜日

革修理対応製品

革修理対応製品

革鞄・バック

革鞄・バック

革の鞄(カバン)のスレやキズの補修、変色、革の色を変える(カラーチェンジ)までお任せください。VUITTON(ヴィトン)GUCCI(グッチ)等の革ブランド品も修理可能です。

財布・小物

財布・小物

革財布(サイフ)、小銭入れ、キーケース等の小物全般の革のキズ、スレをキレイに修理いたします。CHANEL(シャネル)GUCCI(グッチ)等のブランド革小物の修理ももちろんOKです。

革靴・ブーツ

革靴・ブーツ

男性物の革靴、女性物のブーツ等靴の革修理(スレ・キズの補修)も可能です。思い出の有る革靴等の修理はお任せください。もちろん革靴の修理に関してもブランド靴の修理可能です。

革衣類

革衣類

革ジャン、革コート・革のジャケット等革衣類の修理、補修もお任せください。部分的なスレ・キズの補修から、革全体の色を変える(カラーチェンジ)まで幅広く対応いたします。

ソファー・椅子

ソファー・椅子

革ソファー・革の椅子の修理実績も多数ございます。痛み具合によっては革の張替えも可能です。カッシーナ(CASSNA)等のブランドソファー修理もお気軽にご相談ください。

自動車内装

自動車内装

自動車の革ハンドル・革シートの修理(リペア)も可能です。ベンツ・BMWなどの高級外車から、国産の自動車まで数多くの修理実績がございますのでお気軽にお問合せください。

店舗情報

革研究所 世田谷店

代表者 酒井 大亮
所在地 〒154-0014 東京都世田谷区新町2-17-9
※ご来店の際は事前にご連絡下さい。
TEL 03-6426-8548

対応エリア
東京都世田谷区近隣エリア

当店の革修理は革の事を知り尽くした熟練職人が一点一点丁寧に修理・補修いたします。思い出の有る大切な革製品を安心してお任せください。また、ブランド品(VUITTON・CHANEL・GUCCI等)の革修理経験も豊富です。革のキズやスレの補修はお任せください。革修理の御見積やお問合せはもちろん無料です。

PAGE TOP