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2026/04/23

【CHANEL 靴 修理】シャネル ブーツ エナメルの履きシワ・ひび割れを目立たなくしました

こんにちは

革研究所 世田谷店です。

 

シャネル エナメル ブーツの修理事例をご紹介いたします。

 

凝ったデザインでベルトが側面にたくさんついたもので

素材はエナメルとベルベットのコンビネーションになります。

 

長く履いてこられたそうですが甲の左右に履きシワができ革が傷んで

下地が出た状態でした。

その周りも細かくひび割れた感じになっており強い使用感があります。

 

お客様は気に入っており長く履きたいので修理して傷みを目立たなく

してほしいとのご依頼をいただきました。

 

Before

Before 

長いご使用で筒の部分の裏の革が柔らかくなって自立しない状態でした。

Before エナメルのツヤが経年もありあせていました。

Before 履きシワの箇所の革が筋状に欠損しています。

Before 履きシワの周りも細かいひび割れがあり傷みが目立ちます。

Before かかとの内側は履くとすれるので深い打痕がありました。

 

初見のシャネルのブーツになります。

 

エナメル靴の修理のご依頼を多くいただきますがよくある内容は

●つま先やヒールがはがれたもの

●エナメルが経年や保管状況で劣化して白くなったりひび割れたもの

などご使用によるものや素材そのものが傷んで難が出たものが主となります。

 

今回ご依頼をいただいたものは長いご使用で履きシワができ

その周りも劣化してしまい傷みが進行している状態でした。

 

エナメル素材に限らず履きシワを直してほしいとのお問い合わせを

よくいただきますが履きシワが起きる原因の一つに

靴に履かれる方の足型が合っていないことがあります。

 

一度履きシワが入ると

 

・そのものを直すことはできない

・修理しても履くことで負荷がかかるので同じようにひび割れてしまう

・亀裂やひびは修理してもなくすことはできないので跡は残る

 

となります。

 

ご依頼のお客様は気に入っており長く履きたいが傷みが目立つので

今の状態を改善してほしいとのご希望でしたので先に上記を説明して

ご了承をいただき修理を進めました。

 

施工する部分はエナメル素材とベルベットの生地のコンビネーションで

デザインも複雑なので修理する箇所は履く部分のエナメルのみとしました。

 

また修理の注意点として

施工に当たり非施工面をマスキングしますがベルベットの場合

毛足がテープの粘着力で抜ける箇所が出るので合わせてご了承を

いただきました。

 

施工の工程ですが

 

●クリーニングして汚れを落とす

 靴は汚れているのでしっかり行います。

 

●施工部分を研磨して塗料の密着性を上げる下処理

 

●履きシワ・ひび割れの箇所の部分補修

 補修溶剤を浸透させてすき間を少しづつ埋めていきます。

 塗布と乾燥を繰り返しある程度厚みが出たら研磨して

 周りになじむようにします。

 

●非施工面のマスキング処理

 ベルベットの箇所はすれて穴が開いた箇所や傷んだ箇所があり

 毛足が抜ける箇所が出るとご了承をいただいていますが

 傷めないに越したことはないので弱い粘着力のテープを使って

 慎重に貼っていきます。

 テープを貼る箇所も多く複雑なデザインなので時間がかかりました。

 

●塗料の密着性を上げる溶剤を塗布

 

●黒い塗料で色を均一にする染め直し

 

●エナメル施工

 

となります。

 

Before

After 

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After

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After 

Before 一番大きかった履きシワの箇所

After 跡は残りますが目立たなくできました。

Before

After 

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After 

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After 

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After 

After 

         

        

靴のエナメル施工は左右のエナメルの厚み・ツヤ感が均一になるよう

塗布後並べて感じを確認しながら進めます。

 

エナメルの塗布は施工中にものに触ったりできず

やり直しが効かない作業なので毎回緊張しますが

エナメルもきれいに乗ってツヤ感も戻りました。

 

十分に乾燥させた後マスキングテープをはがしましたが

幸いにベルベットの毛足も抜けた箇所はでましたが

目立つ範囲ではありませんでしたのでホッとしました。

 

履きシワやひび割れの箇所の跡は残りますが元より目立たなりましたので

また履いていただけます。

 

お客様にも仕上がりをご覧になってたいへん喜んでいただくことができました。

ご依頼をいただきありがとうございました。

 

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エナメル素材も対応いたします。

 

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