革修理｜東京都 世田谷区の革修理なら革研究所 世田谷店
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革修理ブログ
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2021/08/06
【CHANEL バッグ 修理】 シャネル ニュートラベルライン トートバッグ 傷んだ持ち手を新しく作成・交換しました
こんにちは
革研究所 世田谷店です。
シャネル ニュートラベルライン トートバッグのご紹介です。
経年とご使用で持ち手のコバの樹脂がはがれてしまい
使いずらいので修理してほしいとのご依頼です。
Before
After
Before コバ樹脂がはがれて芯材が見えていました
After コバ樹脂ではなく革の端を内側に巻き込んで端をステッチ縫いしました。
厚みは多少厚くなりますがしっかり丈夫な持ち手になりました。
Before
After 端の仕上げ方法は変更しましたが表からの見映えは変わりません
After
シャネルのニュートラベルラインですがいろいろな色やバリエーション・サイズが
あるそうですが大型のトートバッグになります。
ナイロン素材にブランドマークを織り込んであるカジュアルラインで
物もたくさん入り使いやすそうです。
ご依頼のバッグは傷みは少ないものの重みで持ち手の持つ部分に
負荷がかかり革・芯材が柔らかくなってしまいコバ樹脂がはがれて
しまっていました。
この状態になると持ちにくい感じも出て気になってしまいます。
お客様は修理のできる業者を探されたそうですが同じシャネルのバッグの
修理ブログをご覧になってお問合わせをいただきました。
このような場合の修理ですが
傷んだコバ樹脂をはがして再生することもできますが芯材・革が
劣化もあり柔らかくなっていると再生してもコバ樹脂の密着性が
弱く同じようにはがれてしまいます。
そのため新しい革を使って同じように作成・交換をおすすめしていますが
オリジナルと同じコバ樹脂仕上げもできますが経年やご使用ではがれてくる
可能性があります。
そのため改善方法としてコバ樹脂仕上げではなく革の端を内側に曲げ
端をステッチ縫製する方法をご提案しています。
メリットとして
端は革が４重になるので強度は大きく上がりはがれてくる心配はなくなります。
物を入れると重たくなるので持ち手に負荷のかかるバッグにはおすすめの方法です。
また表からの見映えも変わりません。
新しい革になって気になっていた箇所は改善されきれいに仕上がりましたので
気分よくまた長く使っていただけます。
お客様にも仕上がりをご覧になって喜んでいただくことができました。
ご依頼をいただきありがとうございました。
革製品の修理 補修 染め直しなど革のことならお気軽に
革研究所 世田谷店にお問合わせください。
東京都世田谷区新町2-17-9
TEL:03-6426-8548
info-setagaya@kawa-kenkyujyo.net
ご来店は13-18時で承っております。
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