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革修理ブログ
2023/08/19
【Gucci バッグ 修理】グッチ ショルダーバッグ 古いバッグの色はげを目立たなくしました
こんにちは
革研究所 世田谷店です。
グッチ ショルダーバッグのご紹介です。
古いグッチのバッグでお母様から譲り受けられたそうですが
経年なりの革の部分やパイピングの色はげが目立ちます。
目立たないように修理してほしいとのご依頼と
ショルダーのストラップも固定の長さで使いづらいので
調整できるようにしてほしいとのご依頼です。
Before ショルダーストラップは調整できない一本のベルトタイプでした
After 長さが調整できるように革をカットしてベルト金具をつけました
After ベルト穴が三箇所で調整可能です
Before パイピングの色はげ
After
Before
After
Before
After
古いグッチのバッグですが若い女性の方に人気があるそうで
修理のお問合わせをいただくことがあります。
ご依頼の方も若い女性の方で譲られたお母様といっしょにお越し下さいました。
小さいショルダーバッグで樹脂コーティングと革の組み合わせのタイプ
小さく軽いものなので長いご使用でも大きな傷みはないものの
経年なりの革部の色はげがありました。
ショルダーストラップが長さ調整のできない一本の革で長いため端を結んで
使われていたそうです。
修理のご希望は
・紺色の革部の色はげを目立たなくする補修
・ショルダーストラップを長さ調整の効く仕様に変更
となります。
修理は古いものなのでまずクリーニングして汚れをしっかり落とします。
樹脂コーティング部分は経年でどうしても黄ばんでしまいますので
黄ばみは改善できませんがある程度白さは戻ります。
その後革を軽く研磨して表面をならし色合わせをした紺色の塗料と
補修溶剤を浸透させて色はげを目立たなくします。
表面的なはげでしたのでおおむね目立たなくすることができました。
次にストラップの加工です。
お越しいただいた際お持ちのバッグが同じようなショルダーバッグで長さ調整のできる
ものでしたので長さを測らせていただき寸法を取りました。
ご依頼のバッグは長さが長すぎて余るということでしたので同じようにできないか
測ったところ一箇所カットしてベルト金具を付ければ同じサイズにできることが
分かりましたので汎用品のものを取付加工しました。
穴も三箇所開け調整可能にしています。
加工イメージ
費用を抑えるためにミシン縫製ではなくカシメ金具にしました。
修理で色はげも目立たなくなストラップも改善できましたので使い勝手はよくなりました。
また長く使っていただけます。
お客様にも仕上がりを喜んでいただくことができました。
ご依頼をいただきありがとうございました。
古いグッチのバッグの修理事例
Before
After
Before
After
Before
After コバ樹脂の再生
修理は傷みの少ないうちが仕上がりもよくでき費用も抑えられます。
革が傷みはじめたら早めのご依頼をおすすめします。
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