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2023/12/04

【Louis Vuitton バッグ トランク 修理】 ルイ ヴィトン パイロットケース 劣化・破損したゴムを革に交換しました

こんにちは

革研究所 世田谷店です。

 

ルイ ヴィトン ダミエ パイロットケースのご紹介です。

コンパクトなスーツケースで見た目は使用回数もそう多くないようで

本体に傷みはないのですがバッグ下の当て避けのゴムの部分が劣化して

取れた箇所があり使えないので修理してほしいとのご依頼をいただきました。

 

Before 一見問題はなさそうです

Before 

After 

Before 幅30cmほどのゴムで保護されていましたがゴムが劣化してはがれていました

After 光沢感を抑えたガラスレザーを当てて接着しました

   

 

After マットなツヤ感で雰囲気も合いました

    高級感も損ねていません

After

 

ルイ ヴィトンのダミエのパイロットケースですがその名の通りパイロットの方が

使うコンパクトなスーツケースをイメージして作られたバッグで仕様や中の仕切りも

うまく収納することを考えられた作りになっています。

 

ご依頼のバッグはさほど使われていなかったようで本体に傷みはないのですが

バッグ下キャスター側に当ててある保護用のゴムがベタつきがありひび割れて

欠損した部分がありました。

原因はゴムの劣化によるもので硬化して亀裂が入りひび割れてしまっています。

さすがにこの状態だと本体は傷んでなくても使うことはできなくなってしまいます。

 

こうなると修理はできないのでゴムを新しいものに交換になりますが

スーツケースなど箱型の特殊な物でステッチ糸で固定されているものの縫製は

修理用の一般的なミシンでは縫製することができません。

またできたとしてもバッグの分解・交換・組み直しとなるので費用面もかかる

修理となります。

加えて交換できたとしてもゴムですので経年や劣化で同じようになる可能性もあります。

 

当方でも同様でゴムの交換は対応することができません。

 

以前同じ状態のバッグを別なお客様がお持ちになったことがあります。

修理の対応ができない点をお伝えしたのですがゴムではなく革でいいので

目立たないよう接着してほしいとのご依頼をいただいたことがあります。

 

接着自体は可能ですが重いスーツケースですので

貼るだけでは十分な強度は取れません。

そのため使用状況によってははがれる可能性もありますのでその点を

ご了承いただき修理をお受けしたことがあります。

 

お客様はその修理事例のブログをご覧になって同じ方法で修理して

ほしいとお問合わせをいただきました。

 

以前の修理事例

持ち込まれた状態 すでにゴムの部分は残っていませんでした

 

上から革を貼って覆い上下を接着して固定しました。

 

上のステッチ糸はそのままでいいとのことで外していません。

見映え的にはさほど問題ないです。

 

今回の修理ですがゴムが大部分残っていましたので

劣化したゴムを取り除く作業を行いました。

 

 ベタつきもありはがすのに苦心しましたが何とか取り除くことができましたが

 

以前のご依頼のものと付け方が違っておりステッチの下が接着されていて接着剤が

残ってしまいました。

 

ゴム系の接着剤なので触るとベタ付いていてホコリも付きやすく落とさないと目立つ状態です。

 

接着剤をクリーニングしてはがしましたが樹脂コーティングは凸と凹があり

凹の部分が完全にはがれませんでした。

クリーニングした後 

ベタ付きはほぼなくなりましたが凹部の取り除けない部分は跡が残りました

 

 

上記のため今回は方法を変えて上下の残ったステッチを取り除いて

その上に覆いかぶせて見えないようにして革を接着しました。

 

今回の革を貼った位置

ステッチ穴は見えなくなりました。

革のツヤ感・風合いも合っていてなじんで見えます。

 

 

使用した革はガラスレザーという表面がとても滑らかなものです。

滑らかですが光沢は抑えたものでしたのでバッグ本体に使われている革と

大きな相違は出ずうまくマッチしました。

 

 

革の選択は重要で色や雰囲気の合う革を見つけるのに苦心しますが

運よくいい革が見つかりました。

交換は左右のキャスターを外しのりしろがキャスター部下に入るような

サイズにしました。

樹脂コーティング部分のつなぎ目を抑えてフラットにし上下を接着して

すき間が出ないようにして完成となります。

 

ステッチ穴・接着剤の跡も見えなくなって雰囲気も損ねることなく修理ができました。

気分も新らたに使っていただけます。

お客様は大事なバッグで後発モデルも出ておらず困っていたそうですが

また使えるようになったと仕上がりを喜んでいただくことができました。

ご遠方よりご依頼をいただきありがとうございました。

 

修理は傷みが少ない内が仕上がりもよくでき費用を抑えることができます。

修理をご検討の方は早めのご依頼をおすすめいたします。

 

バッグ  かばん 財布 靴 革ジャン 革衣類など革製品の

修理 補修 染め直し 縫製やファスナー交換を承っています。

エナメル素材も対応いたします。

 

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東京都世田谷区新町2-17-9

TEL:03-6426-8548

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