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2023/12/27

【Berluti バッグ修理】 ベルルッティ セカンド バッグ カリグラフィーを目立たなく同色にしました

こんにちは

革研究所 世田谷店です。

 

ベルルッティ クラッチ バッグのご紹介です。

使用感の少ない状態もいいバッグです。

ベルルッティ特有のカリグラフィーの文字が目立つので

バッグと同じ黒の色にしてほしいとのご依頼をいただきました。

 

Before  

After 

Before バッグ表の下にカリグラフィの文字がありました 

     文字数も多く深く刻まれています

After 黒になると印象が大きく変わります

Before 右上にはBerlutiのブランドの刻印があり凹にわずかにゴールドカラーがありました

After

Before  

After 

Before  

After 

 

ベルルッティはイタリアの上質な革製品を作っているブランドですが

バリエーションも多いのでバッグや革小物の修理のお問合わせをよくいただきます。

ご依頼をいただくたびに革に触れるといい革で作られているということが

よく分かります。

 

ベルルッティの革や仕上げは独特なので一目で分かる印象があります。

ご依頼のバッグはプロファイルというシリーズだそうでバッグの表の下に

スクリットというそうですがカリグラフィーの文字や文様が入ったものでした。

文字はレザーを焼いて手作業で文字を入れていくそうで同じものは

ないそうです。

 

カリグラフィーの入った革製品ですが

・刻印に色を入れて強調したタイプと逆に色を入れずに印象を抑えたもの

・色も同様でベルルッティ独特の色の濃淡を出したものとそうでないもの

あるそうですがご依頼の方は同じ形のバッグで同じカリグラフィーの文字入りで

色が入っていない全部黒のものがあるそうでそれを探したそうですが見つからず

やむなく今のバッグを購入されたそうです。

 

ご購入されたもののお仕事で使われることもあるそうで

やはり文字の色が気になるので同色にできないか修理できる業者を探されて

当方のベルルッティのベルトのカラーチェンジの修理ブログに行きあたったそうで

お問合わせをいただきました。

 

ベルルッティのベルトのカラーチェンジの事例

茶系で濃淡がありましたがご希望でダークネイビーにしました。

↓ 色を濃紺にカラーチェンジしました

 

近くで見るとこのような違いになります。

ベルルッティ独特のパティーヌ仕上げで色の濃淡がありヴィンテージ感が出ていますが

長く使っていきある程度を超えると使用感が勝ってくたびれた感じになります。

↓ 濃い一色になるとカリグラフィーの刻印はよりはっきりします。

 

近くで見ると

↓ 刻印の深さは変わりませんが文字の印象が強くなります。

 

話は戻りまして

今回ご依頼のバッグの場合の修理ですがカリグラフィーの文字の刻印の色を

できるだけ落とした後 革の下地を補修した後 黒い色で色を均一にする

染め直しの方法になります。

 

元々の仕上げはオリジナルの場合 染料主体ですが修理は色を抑えるということもあり

顔料(油性)仕上げになるので黒にはなりますが多少の感じの違いがでることを

先に説明してご了承をいただき進めます。

 

作業の工程として

・クリーニングして汚れや脂分をしっかり落とす

 クラッチバッグなので持つ際に付いた皮脂が染み込んでいるので

 脱脂処理をていねいに行います。

・全体を軽く研磨して下地をならし塗料の密着性を上げる下処理

・カリグラフィーの文字の部分の色抜き

 凹んだ文字の部分を溶剤を使って色を少しずつ薄くしていきます。

 完全には取れませんがおおむね目立たなくなるまで行います。

・黒い染料での下染め

 カリグラフィー部分の元色が目立たなくなるまで行いある程度黒くできたら

 全体も同様に下染めをします。

・黒い顔料(油性)で色を均一にする染め直し

・仕上げに色止めとツヤの調整のクリアー塗装

となります。

 

オリジナルは革の質感を出すために染料主体の仕上げになっています。

修理は顔料になるのでツヤ感・質感・風合いは若干変わりますが

色も均一になり染料のように褪色しにくいメリットがあります。

 

塗料の密着性を上げるため軽く研磨しますのでツヤ感は元より多少下がります。

そのため施工後革の風合いが出るようオイルアップして仕上げました。

 

白とゴールドの色も目立たなくなり雰囲気も落ち着いた感じに変わりました。

気になる箇所は改善できましたので気持ちも新たに使っていただけます。

 

お客様にもこれで冠婚葬祭でも使えるようになったと仕上がりを

たいへん喜んでいただくことができました。

ご依頼をいただきありがとうございました。

 

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