革修理｜東京都 世田谷区の革修理なら革研究所 世田谷店

こんにちは

革研究所 世田谷店です。

 

TUMI レザーリュックのご紹介です。

柔らかい牛革製のリュックですが経年とご使用ですれて色がはげた箇所が目立ちます。

お仕事でお使いとのことでこの状態だと持ちづらいので修理して

色を元の色に戻してほしいとのご依頼です。

 

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After　　

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After　　

Before　革が柔らかいこともありふくらんだ部分はすれやすいです。

　　

After　　　

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After　

Before バッグ口は物を出し入れするのですれて色はげが目立ちます。

After　跡も残らず目立たなくなりました。

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Before　これくらい色はげが目立つとさすがに使いづらいです。

After

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TUMIはアメリカのビジネスバッグやスーツケースに特化したブランドですね。

「バリスティックナイロン」という強靭なナイロン素材を使ったバッグが有名ですが

機能性と使いやすさ・丈夫さが定評で人気があるそうで街や電車の中でお使いの方を

よくお見かけします。

革製のビジネスバッグやリュックなど修理のご依頼をよくいただきますがいい革を使って

ていねいに作られ容量もあり収納性に優れ使い勝手がよさそうなバッグの印象があります。

 

ご依頼のバッグはレザー素材の一般的な大きさとリュックになります。

TUMIというと「黒」のイメージがありますがグレーと黒のコンビのバッグです。

柔らかいソフトタッチの革ですがしなやかさもあり背負うリュックだと体になじむので

日常使いにいいバッグだと思います。

状態ですが柔らかい革でリュックは芯材がないので角やふくらんだ部分の色はげや線キズが多く

特にバッグ口はひんぱんに物の出し入れをするので傷んでいました。

薄い色なので汚れもあり色がムラっぽくなっています。

 

お客様は気に入っていてお仕事でお使いだそうですが色はげも目立ち仕事では

使いづらくなってきたので修理したいと業者を探され当方のTUMIのバッグの修理ブログを

ご覧になってお問合わせをいただきました。

 

このような状態の修理ですがグレーの革の部分の革の下地を補修してすれを改善し

全体を同色で染め直しする方法となります。

黒い革の箇所のストラップなどは色を補色して同じように革の下地補修をして

全体の感じの統一感が出るようにします。

 

修理の工程として

●クリーニングして汚れや手垢などの皮脂をしっかり落とす

●黒い革の部分をマスキング処理

　リュックは複雑な作りで長いファスナーや貼らなければいけない面積があるので

　時間がかかります。

●全体に補修溶剤を浸透させてすれ・革質を改善する下処理

●色合わせをして塗料を調合しスプレーガンで塗布して色を均一にする染め直し

　微妙な色合いですので色合わせに時間がかかります。

　外側は汚れておりご使用や日に焼けて色が薄くなっており

　バッグ内側に残っている色に合わせましたのでやや明るめになっています。

●黒い革の部分の色はげ箇所を補色・補修し全体も同様に補修溶剤を浸透させて

　革質を改善する

●仕上げに色止めとツヤの調整のクリアー塗装

となります。

 

難しい色合いで塗料の色合わせに時間がかかりましたがおおむね色も合い

色も均一になってムラのあった感じも治まり色はげも目立たなくなりました。

革の脂分が切れてカサついた感じがありましたが補修剤の効果で革に潤いが戻りました。

毎日使うバッグはいい状態で使いたいですよね。

修理で使用感は大きく薄れましたので気分も新たにお使いいただけます。

 

お客様にも仕上がりを喜んでいただくことができました。

ご依頼をいただきありがとうございました。

　

状態によってさまざまな修理の方法をご提案いたします。

傷みが少ない内が仕上がりよく費用も抑えることができます。

傷み始めたら早めの修理をおすすめいたします。

 

バッグ  かばん　財布　靴　革ジャン　革衣類など革製品の

修理　補修　染め直し　縫製やファスナー交換を承っています。

エナメル素材も対応いたします。

 

革のことならお気軽に 

革研究所　世田谷店にお問合わせください。

 

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TEL:03-6426-8548

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